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日本は、アメリカの属国.



Posted in く・ぶろぐ (旧) blog before by kubox on the 9月 29th, 2006

「年次改革要望書」を、ぜひお読みください。インターネットで出ます。少々長文ですが・・。

これは、1993年宮沢喜一首相とアメリカのビル・クリントンの間で取り交わされました。
正式には、「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本政府への米国政府の年次改革要望書」です。

日本人は、主権者として・納税者として・日本国民として、必読の義務があります。

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それと、上掲の文春文庫「拒否できない日本」をお読みください。
あきれ果てるばかりの、日米の不平等条約~属国と首長国の関係です。

これまで、かなり右傾化傾向の石原慎太郎氏とは、意見の一致はありませんでした。
しかし、この点(西岡見解)においては、西岡氏の著作に大賛成です。

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めずらしく、石原氏と意見の合致がありました。石原氏の小説は、好きでした。別に「太陽の季節』などは瑣末的作品です。それ以外の作品をかなり読みました。ですが、政治的には、形容すれば『水と油』です。

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この年次改革要望書には・・・
・日本版ロースクール~アメリカ国内であふれる弁護士を日本で跳梁跋扈させたい。
・会社法改正~アメリカの会社が日本にのり込んで、自由に日本企業を傘下におさめたい。
・建築基準法改正~姉歯建築士の偽装設計を可能に導いた。
・郵政民営化~郵貯・年金など郵政で貯めたお金を市場に吐き出せ。
・・・などなど、小泉と竹中は、アメリカの傀儡ではないのか?

このことを~「拒否できない日本」・年次改革要望書・USTRなどについて、テレビのnews番組で、キャスターが竹中に質問したら、単にせせら笑っていたのが印象的でした。

USTR;Office of Unaited States Trade Representative(アメリカ通商代表部)からの、小泉・竹中への採点は、100点中95点とのことです。彼らは、日本よりアメリカの顔色をうかがうことが大事だったのです。

誤解を恐れず、一国民として言わせてせてもらえば、“小泉=竹中”政治ラインは、国賊的です。

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別に、民主党が、自民党に較べて、特段すぐれていると言うつもりはないのです。
しかし、国民に選択肢のない一党独裁に近い政治は、腐敗行政・汚染行政に陥りやすい。
官僚の傲慢とのぼせ上がりを生じ、いつも居丈高と腐臭がする。主権者たる国民を見下げきっています。

仕事がら、官公署に出入りして、超近距離で公務員;public servantに接していて、如実に痛感しています。彼らは、国民を見下げています。明らかに・・・。

交代できる政権担当能力のある政党が、渇望されます。

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日本は、アメリカにここまでなめられています。いわば「属国」といえるほどに、虐げられているように捉えているのは、わたくしだけでしょうか?

さて、安倍晋三新首相は、どう舵取りしていってくれますか。我々にとって、かけがえのない祖国です。
狭心症の小沢さんは、健康を回復して、よどみきった政治に真の豪腕を発揮していただきたい。一国民の、届かぬ願いです。

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