民主党サポーター.[5.27.wed.]
◆かつて、“大学紛争”があった.
私の場合、政治との関わりは、政治信条というより、個人的友情・友誼から政治的人間関係ができています。
たしかに1969年に大学に入学して、“70年安保闘争”なるものに巻き込まれたこともあります。
当時は、大学内でいわゆる学園紛争が荒れ狂っていました。
私も、いちおうノンセクトのべ平連(ベトナムに平和を!市民連合)系の“インセクト”の端っこに加わってしまいました。
世界的な大学紛争のブームに、乗っただけです。
いま想起すると、若気の至りとはいえ、人生の大失敗の一つです。
◆「敵を殲滅(せんめつ)せよ!」というスローガン.<br />
大学内外の政治的セクト間の内ゲバ(うちげば)による、ほとんど狂気の暴力沙汰を目の当たりにした想い出があります。
単純に、殺し合いに近いものがありました。
作家・評論家の埴谷雄高氏が、「政治イデオロギーの究極目的は『敵を抹殺しろ!』ということなのだろう」と、あきれ返っていました。
学生の政治的セクト間の殲滅合戦を、冷ややかに評していたことを覚えています。
ロシア革命やスターリン、中国の毛沢東・文化大革命なども、包含して評したのでしょう。
◆“無党派層”
爾来、私は政治的には無党派層です。無所属です。
ただ、おつきあいのうちに自然に創られていく人間関係を重視してきました。
一番は、かつて(数十年前)東北放送のアナウンサーだった岡崎トミ子さんの1ファンでした。
その後彼女が、衆議院議員になられたことで、彼女の選挙を応援することがきっかけとなりました。
いまは、参議院議員であられます。
◆交誼の拡大
ここから人間関係が発展していきました。
秘書の島本さんと仲良くなり、飲み歩いたりしました。
岡崎さんや島本さんからの依頼で、県議会議員の遊佐美由紀の支援、参議院議員の桜井充さんの応援などと、広がりを見せました。
もちろん、ほぼ一党独裁・官僚主導(官僚汚染)の現与党にウンザリしていたこともあります。
今の首相がテレビに登場すると、吐き気を催すほどの条件反射です。
◆民主党サポーター
そこで、ふと日常的現実に戻ります。
昨日、当職事務所に桜井充 参議院議員秘書の加藤さんがおいでくださり、「民主党サポーター」の継続・更新をお勧めくださったのです。
桜井さんの政治家としての才覚、知的レヴェルの高さ、行動力は、高く評価させていただいています。
ときに、『マチ金・サラ金問題』で、意見を異にしたことはあります。
しかし、基本的に信頼し、支持しています。
最近、時間がなくて、彼のポリティカル・パーティには欠席しがちです。
ただ、昨日、秘書の加藤さんとお話ができ、ひさびさに桜井さんを身近に実感できました。
熱心な秘書です。
◆腐りきった官僚政治から、はやく転換を!<br />
昨日は、テレビのニュースによると「党首討論」がなされたようです。
与党の党首 麻生と野党第一党党首鳩山由紀夫さんです。
「解散権は、総理大臣の専権だ」といって、『危篤内閣』が続いています。
腐臭のただよう官僚政治・利権政治の代表者は、自民党最後の宰相になるのでしょうか?
ともに祖父が総理大臣だったというのも因縁のでしょうか。
吉田茂と鳩山一郎です。
チャレンジャーとして、鳩山さんの政権交代への具体性ある追及がイマイチでした。
また、気魄不足もありました。
◆現政権には、もうウンザリ<br />
昨日の党首討論において、野党党首のマイナス点を斟酌しても、政権交代が望ましい。
現与党政権がとっくに政権の維持能力・担当能力の限界(下限)を堕し、破綻しているのは明らかです。
誰も、わが国の現首相に、国民として『彼は、国の内外において、尊敬できる日本国の宰相だ!』と、誇りを抱いている人はいません。 ・・・と、言ったら、言いすぎでしょうか?
090508thu.